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京都府の風景(伏見稲荷大社 千本鳥居)
Food Culture

京都府の調味料

白い味噌と、黒い七味。

伏見稲荷大社 千本鳥居Photo: Luka Peternel / CC BY-SA 4.0

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まずはこの3本

西京味噌 西京白みそ 上撰
京都府 / 京都味噌
西京味噌 西京白みそ 上撰
「御所に愛された白。京の雅を、ひとさじ。」
¥950 / 500g
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飯尾醸造 純米富士酢
京都府 / 宮津無添加
飯尾醸造 純米富士酢
「無農薬米を基準の5倍。田んぼから造る、日本屈指の米酢。」
¥1,031 / 360ml
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原了郭 黒七味
京都府 / 祇園辛味
原了郭 黒七味
「祇園三百年。炒り込んで生まれる、黒き香り。」
¥1,849 / 木筒入り(5g)
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京都の白味噌は米麹を多く使い、塩を控えて短く仕込みます。甘みが立ち、色は白い。正月の雑煮をこの味噌で仕立てる家が今も多くあります。

料理を締めるのは薬味です。祇園には江戸中期から続く薬味屋があり、炒って挽いた黒い七味が受け継がれています。北へ抜ければ丹後の海があり、米から造る酢の蔵もある。都の味は、山と海の両方から材料を集めて成り立ってきました。

京都の味はなぜ淡いのか

京都の調味料は、色が淡く甘いのが特徴です。西京味噌に代表される白味噌は、鮮やかな乳白色とまろやかな甘みを持ちます。この甘さの理由は麹の量にあります。米麹を大豆のおよそ2倍使って仕込むため、20割麹・2倍麹と呼ばれます。麹が多いぶん塩分は低く抑えられ、塩辛さより米の甘みが前に出ます。

熟成期間が短いことも、色が白く仕上がる理由です。長く寝かせるほど色は濃くなるため、短期熟成が白さを保ちます。醤油も同様で、素材の色を活かす京料理では淡口が使われます。淡口は色が淡いだけで塩分は濃口より高い点に注意が必要です。

酢と七味の老舗

京都府北部の宮津では、米だけで造る酢が受け継がれてきました。原料の米から自社の田で育てる蔵もあり、酢としては手間のかかる造り方が残っています。

祇園では、七味とは別に「黒七味」と呼ばれるものが作られてきました。材料を炒って揉み込むことで色が黒く変わり、香りが立つのが特徴です。京都の七味は、清水寺の参道にある店も含めて、日本三大七味に数えられる存在です。

郷土料理と調味料

白味噌の雑煮
京都の正月の雑煮は、白味噌を溶いた甘い汁に丸餅を入れます。西京味噌の甘さがそのまま料理の主役になる、数少ない使い方です。
西京焼き
白味噌に酒やみりんを合わせた床に、魚を漬けて焼きます。麹の甘みが魚の身に入り、焦げやすいので火加減が要る料理です。

京都府の蔵元・醸造元

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