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和歌山県の風景(那智の滝と青岸渡寺三重塔)
Food Culture

和歌山県の調味料

醤油は、味噌の上澄みから。

那智の滝と青岸渡寺三重塔Photo: Zairon / CC BY 4.0

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まずはこの2本

湯浅醤油 生一本黒豆
和歌山県 / 湯浅醤油無添加木桶仕込み
湯浅醤油 生一本黒豆
「醤油発祥の地から、丹波黒豆でつくる一本。」
¥1,710 / 200ml
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かんじゃ山椒園 ぶどう山椒
和歌山県 / 有田川辛味
かんじゃ山椒園 ぶどう山椒
「ぶどう山椒発祥の地から。爽やかに弾ける、緑の香り。」
¥1,150 / 粉山椒
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湯浅は醤油発祥の地とされています。鎌倉時代に伝わった径山寺味噌を仕込む過程で、樽の底に溜まった液が旨いと気づいたことが始まりと伝えられます。調味料が偶然から生まれた話として知られています。

山側の有田川町は、ぶどう山椒の産地です。房状に実る大粒の山椒で、痺れよりも香りが立ちます。海の醤油と山の山椒、性格の違う二つが同じ県にあります。

和歌山の調味料は何が特徴か

和歌山は醤油の発祥地とされる県です。そのため県内の醤油は、量産品とは成り立ちの違う濃厚なものが残っています。湯浅で今も続く蔵は、木桶で長く寝かせる昔ながらの製法を守っています。

もうひとつの軸が山椒です。有田川町清水地区で栽培される「ぶどう山椒」は、実が房状につくことからその名がつきました。香りが高く粒が大きいのが特徴で、和歌山は山椒の一大産地でもあります。醤油と山椒、どちらも香りで料理を決める調味料である点が共通しています。

醤油はなぜ和歌山で生まれたか

醤油のはじまりは、味噌をつくる過程にありました。鎌倉時代の1254年頃、紀州由良(現在の由良町)の興国寺を開いた法燈円明国師が、中国の径山寺から金山寺味噌の製法を持ち帰ったと伝えられます。この味噌を仕込む桶の底に溜まった液が、たまらなく旨かった。これが醤油の原型とされています。

その製法は近隣の湯浅へ伝わりました。湯浅は良質の水に恵まれ、海運の便もあったことから醸造地として発展し、やがて全国へ広がっていきます。香川の小豆島に醤油が伝わったのも、この湯浅からでした。湯浅の町並みは今も醸造の面影を残しています。

郷土料理と調味料

金山寺味噌
米・大豆・麦の麹に、瓜や茄子などの野菜を漬け込んで熟成させる「なめ味噌」です。調味料として使うのではなく、そのままご飯にのせて食べます。醤油の源流にあたる食べもので、和歌山ではいまも日常的に親しまれています。

和歌山県の蔵元・醸造元

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